私はヨガで人生が180度変わりました。私の周りの人たちも、ヨガ友達はドラマティックな生き方をしている方が多いです。
ヨガを始めたことで考え方が変わり、生き方を見直す方は多いでしょう。
ヨガで人生が変わるって本当ー?
ヨガを始めた時点で充分に変わる一歩を歩みだしているよ♡
でも、どうやって変わるの??やり方は?コツってあるの?
どうして変わったかは、全て考え方の変化がキッカケです。
私の場合は、ヨガを始めてからヨガで海外に行くようになり、仕事を辞めてインドにヨガ留学に行き、インストラクターを始め、インドに住み込みで音楽の修業をするようになり、インドで仕事を始めて、今はインドで最も偉大な音楽家のもとで学んでいます。
書くことが好きだったのでウェブライターを始めたことがキッカケで、電子書籍とはいえ出版も叶いました。
大きな流れで変化をしていますが、キッカケは全て考え方の変化です。
今日は、人生を変えたくて悩んでいた頃の自分を思い出して、どうやって人生が変わったのかを書きます。
(長くなったので、ヨガ経典のどの部分を参照しているかは省きました。)
ヨガで手に入る、捨てる勇気で人生が変わる
生き方を見直す時、最も障害になるのは現在持っているものへの執着です。
「もっとこんな人生が行きたい」と自分の願いが分かっても、全く変われない時が一番苦しい。どうして変われないのか、まずは理由を書き出してみましょう。
手放せるかどうかで人生が変わる例
例1:仕事が辞められない
辞めたいなら辞めれば良いじゃん。どうして仕事を辞められないの?
- 収入がなくなるのが不安。
- 今の仕事を辞めたら、次に安定した仕事につけるか不安。
- キャリアに傷がつく。
- その職種を離れたら、自分に何も残らないと思う。
- 上司に辞めると言いにくい。
- 今の職場は自分がいないと回らないから、辞めると言ったら周りに迷惑がかかる。
- 今まで一緒に仕事していた同僚や先輩から何言われるだろう?
<辞める時のコツ>
大義名分を考えましょう。
- なんの為に仕事を離れるのか
- どうして今の仕事をしていると実現できないのか
- 辞めた後のプラン
この3つがちゃんとしていれば、周りに説明するのが格段に楽になりますし、次にやりたい事へ向かうのもスムーズにいけます。
例2:お金を使うのが怖い
え、お金あるじゃん!あるなら使っちゃえば良いじゃん。
ガナパティさん。そんな使い方しちゃったら、普通に無くなってしまいますよ。。。
日常で細かく「自分へのご褒美!」なんて言いながら使ってしまっていては、当然減ります。
しかし本当にやりたい事に対してはお金をケチってはいけません。
私にとっても、大きくお金を使うタイミングが何回かありました。
- ヨガのティーチャートレーニング500時間を受けた時
- デリーで住み込み弟子を始めた時
- 大切な友達を訪ねて海外に行くとき
とにかく、物よりも経験、学びにお金を使ってきました。
お陰で、何度か貯金がスッカラカンになってしまったことがあります。
無くなるまで使い切ることは全くおススメ出来ませんが…(病みます)
しかし、確実に、その時の投資が現在の生活を楽にしてくれています。
特に、デリーのグルジに弟子入りした時には未来の収入の宛ても全くない状態でしたが、「この人から死ぬ気で学びたい!」と思い、求められてもいないのに高額の謝礼をお渡ししました。
出せば入ってくる!など、スピリチュアル的なことは全く思っていませんが、自分の人生で今が大切!と思った時には出し惜しみしないことが、その後の人生を変える分岐点になると思います。
沢山の原因があるように見えて、結局は執着が問題
上の例で「仕事をやめること」、「お金を使うこと」を勧めているわけではありません。
お金や仕事、恋人などは本当に手放すことが難しいので、誰でも分かりやすい例として書きました。
自分が変わりたい時には様々な障害が生まれてくると思います。
しかし、その障害のほとんどは自分自身だと知りましょう。
例えば原因が「親が反対するから」だとします。
その場合、本当の原因は「親に逆らってまで実行する勇気のない自分」です。
どうして勇気が出ないのか、それは、反対を押し切ってまで実行したのに、やりきることが出来なかったら怖いからです。
つまり結局は、今の状態の自分に対する執着=自分で道を開く覚悟がないことです。
人は未経験の事柄に対しては自然と恐怖心を感じます。
そのため現状への執着がとても強く、不満が大きかったとしても継続を望んでしまいがちです。
やりたいことがあるのに出来ない時には、環境や周りの人のせいにするのはやめましょう。
出来ない自分は全て自分自身だと自覚することで、自然と道は開かれます。
サンカルパ:願えば叶うって本当?
サンカルパとは、ヨガで行う自分に対しての決意です。
英語の苦手な私は、長年サンカルパを「願い事」だと勘違いして、好き放題に願いを唱えていたら見事に叶いました。
叶うって自分で決めればいいじゃん。
ガネーシャさん、本当にその通りです。
引き寄せの法則ってこと?それサンカルパ?
もうちょっと流行りも終わりかけていますでしょうか?
引き寄せの法則が一時流行りましたよね。
自分の願いが叶うと信じれば叶うというものです。(専門家ではないので、おおざっぱですみません)
それとはちょっと違いますが、私はヨガのサンカルパで次々と願いが叶いました。
ちょっとだけ例を挙げてみます。(自慢です。興味なければ飛ばしてください)
インドに長期滞在して、インドを心底味わい尽くしたい
==>想像していたインドとだいぶ違ったけど、インドに住んでいます
大切な人に必要とされたい(恋人をイメージ)
==>グルジにものすごく必要とされて、ムンバイ生活は常にグルジ中心
人生に一回くらい、インド音楽界の歴史を作ったグルジの海外遠征を見に行きたい
==>弟子入り直後に、すんなり実現。
沢山の人と音楽を共有したい
==>バングラデッシュで8万人の観衆の前でステージに立つ(事実です!)
波乱万丈な生活に疲れた。安定したいけど、学びを捨てたくない。
==>音楽と仕事の両立がムンバイで叶った。
物書きになりたいな(何度も小説を書こうとして挫折)
==>突然の電子書籍執筆依頼
ヨガの良さ伝道師になりたい(インストラクターをイメージ)
==>ヨガジェネレーションさんに出会って哲学講師として現在色々計画進んでいる
巨大な妄想だけど一番本当に欲しかったもの(秘密)
==>信じられないけど叶った!秘密だけど
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これ以上は自慢が過ぎるのでやめます!
想像していた形と違うものもかなりありますが、サンカルパで願った時の言葉に対しては正確に叶っています。
サンカルパは、潜在意識で自分自身に約束する決意です。
引き寄せの法則は、純粋に信じること。
どちらも共通点は、「それは叶う」と本心から信じることです。
心の中で疑いがあると叶いません。私の強みは、妄想が得意で、突拍子のないことに関しては、それがどれだけ不可能と一般的には思われることでも、実際に起こったように妄想に浸れます。
想像をどんどん働かせましょう。
自分が何を望んでいるのかを知ることが第一歩です。
願いを叶える障害は何?信じたのに叶わない時
信じたのに叶わない?そりゃそうだよ。魔法と勘違いしていない?僕はバクティヨガじゃないので、お布施じゃ叶えないよ。
信じれば叶う。しかし、魔法ではありません。ヨガなので、ここも自力本願です。
信じたのに叶わない。それはなぜでしょうか?いくつかのパターンがあると思います。
①後ろ向きな願いごと
そもそも願い事に原因がある場合。
ネガティブな理由での願いは叶いにくいです。
例えば:
海外に出たい(理由:家族関係が、がんじがらめで逃げたい)
==>結局、出先の文化や法律、職場の人間関係で窮屈なまま
ヨガの修業に専念した生活を送りたい(理由:社会生活で疲労困憊)
==>ヨガ修行に出ることは出来たけど、常にお金の心配で心は休まらず(私の体験談)
海外に出ることも、ヨガの練習に専念することも間違っていません。
しかし、理由が「逃げ」である場合いには、叶ったとしても幸せを感じることが出来ません。
私も何度もその状況を体験しました。望みを叶えたのに、行った先でも苦しむ。
現状を変えることに対して、ポジティブな考えを持つか、後ろ向きな理由を引きずっているかだけで正反対の成果になります。
逃げ出すことだけでなく、そこで何をしたいのか、意義をしっかりと見つけましょう。
②本心では信じていないじゃん…
宗教的に盲信になってしまうと、起こり得ます。
例えば、「お金を使ったら入ってくる」という教えを信じます。使えば良いというものではありません。
盲信に「使えば入ってくる」だけ信じて、目先の快楽、装飾品や飲み食いに使っても帰って来なくて、お金だけが無くなってピンチになることがあります。
それは、本当に価値を分かって使っていないからです。
自分が本心から欲しいものに使っていれば、それが別の形で帰ってきます。
同じように食費に使っても、「大切な人との幸せな会食をケチらない」、「本当に体が喜ぶ上質なものを食べる」は良いことですが、「ストレスを埋めるためのヤケ酒を我慢しない」というのは、ネガティブな要因なので使っても減る一方です。
そんな使い方は、上手くいかなかった時に「信じたのに、やっぱり駄目だった」と責めることを予想して行っているとしか思えません。
結局は心の状態。自分自身の心の声をどれだけ聞いているのかが大切です。
③人のせいにする
社会性を重んじる日本あるあるです。
願う時にも、叶える時にも、他者や環境、社会を原因に考えていては絶対に叶いません。
「こうした方が良いよね、だって、みんなにとって、そっちの方が良いでしょ。」
この思考が癖になっていると本当に危険です。
社会性の強い日本では一般的な日本ではありがちですが、望んだ原因を他者に押し付けることは全く良いことがありません。
「誰かのため」という発言=上手くいかなかった時の責任を他人に押し付ける、です。
たとえ誰かのための行動であったとしても「自分が自分のために選んだ」という思考を徹底しましょう。それによって、自分の外部に対する責任転換が無くなりますし、上手くいかなくても「自分で選んだ結果」として潔く諦められます。
結局は自分の心の状態次第
正直、引き寄せの法則でも、サンカルパでも、効果があればどちらでも良いと思っています。
人によってはサンカルパ(決意)が難しい場合もあります。
例えば、すでにダイエットなどでトラウマがある場合、「決意⇒守れなかった」という過去の経験の積み重ねで生まれたトラウマにより、頑張って信じようと思うほどに出来ない自分を責めて逆効果になってしまうことがあります。(私です)
それは、心の準備が出来ていないということ。
私の場合は、あえてそこに意識を持って行かず、他の幸せな妄想(サンカルパ)によって安定した幸せを手にすることが出来ました。
願いは、それを本心から願う心の準備が必要な時もあります。
上手くいかない時は、自分の心がネガティブになっていないかを観察いましょう。
結局願いを叶えるのは自分自身の心
厳しいことを言うようですが、自分を含めた周りの人たちを見ていて学んだことです。
だけど、見方を変えてください。
自分の思考を変えるだけで願いが叶うなんて本当にラッキー!!!
実際は、願ったことで、自然にそれに向けたアクションを無意識に行っているのだと思います。しかし、思考を変えると、行動は簡単に変わります。
「毎日○○しなくちゃ!」と義務化するよりもずっと簡単に、自然に行動になっています。
そして叶う時は、本当に天から降ってきます。私の叶った願いのほとんどは、想像と違う形で突然降ってきました。
「まだ叶っていない!」とチェックしていると、「叶っていない」という言葉が潜在意識に残って余計に叶いません。
どれだけ本心から信じることが出来るかが鍵です。
どうやって純粋に信じるのか。それはヨガの練習で磨けます。
「全ては自分の心次第」。それを知っていると、信じられないくらい人生が変わりますよ。
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