【ギータ】バクティヨガを宗教として行うか、ヨガとして行うか

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ヨガの経典として有名なバガヴァット・ギータは、バクティヨガとしても知られています。

バクティヨガとは、神への信愛のヨガです。

だとすると、ギータは宗教の教典なのだと思いますよね。

ヨガの深い哲学には興味があるけれど、宗教はちょっと…という方に、ギータは宗教なのかどうかをご説明します。

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ギータは宗教としてもヨガの実践書としても読み取ることが出来ます

バガヴァットギータはインド6派哲学の1つであるヴェーダンタ派の経典の一つです。

ギータが生まれた背景などに関しては、ヨガジェネレーションさんの記事でも簡単に説明しています。

バクティヨガ(信愛のヨガ)とは?宗教?バクティで自分を高める実践法 | ヨガジェネレーション yogageneration
バガヴァッド・ギータはバクティヨガ(神への信愛のヨガ)の経典としても知られています。バクティヨガは、「神」という言葉が頻繁に使われることに加えて、盲信に神様(クリシュナ)に祈念するヨガだと思われがちです。今回は宗教ではないバクティヨガの実践についてご紹介します。

ギータが生まれた背景としては、哲学的な知識のバックグランドがない人たちでも、教養を身につけて生きやすくなるように書かれました。

そのため、非常にシンプルに「バガヴァッド(神)への信愛を捧げれば、苦から解放されるよ。」と書かれています。バクティヨガの実践では、むずかしい理論は理解する必要がありません。シンプルに従うことで、恩恵を受けることが出来るようになっています。

しかし、もう少し深く読んでみると、信仰を抜いても私たちの生き方を助けてくれる教えの宝庫です。ヨガの思想を理解するためのエッセンスと実践方法が詰まっています。

  • 盲目にバガヴァッドを信じても救われる
  • 理論部分を突き詰めて、ちゃんと理解しても救われる

バガヴァットギータは、宗教的な読み方をしても、仕組みを理解してヨガの実践書としても恩恵を受けることが出来ます。

誰にとっても人生を向上させてくれる経典です。

ギータの教えに従ってクリシュナの帰依であるバクティヨガ

典型的なバクティヨガの考え方は、

常に神に専念し、全ての行いを神へ供えるものとして行うことでブラフマンと一体になれる。

というものです。

あなたの行うこと、食べる者、供えるもの、与えるもの、苦行すること、それらを私への捧げものとしなさい。

バガヴァットギータ9章27節

私たちの心は、自我や、執着によって苦しみを生み出してしまいます。どのような行動も神への供え物とすることは、自分のした行為への執着を捨てることです。心から神に祈念して、神から与えられたものに感謝して受け入れます。

神に心を預ける方法はいくつもあります。

インドの多くの人が行うように、実際に偶像を家に飾って、その姿を常に心に留めておくことも有効です。

また、キルタンなどもとても実感を味わうことが出来ます。

バクティヨガとは、神と自分を一体にするヨガですので、周りの人たちと声を合わせて神への参加を歌い、心を音と一体にすることは、とても簡単にバクティヨガの効果を得ることができます。

私たちの苦しみのほとんどは「自分が自分が」という自己中心的な心が原因です。

自分自身を神と一体に出来る人は、自我が弱まり、多くの苦しみから解放されます。

一体となる対象は、もっとも純粋でな存在。

その最も美しくて偉大で純粋なクリシュナは、私たち誰のことも受け入れてくれます。

クリシュナは、彼に心を預ける人全てを愛してくれる愛の存在。

クリシュナに帰依する人は、誰でも永遠の至高の状態であるブラフマンへと引き上げてくれる存在。

素直にクリシュナの恩恵を受け入れて、神への愛を注ぐことが、自分自身の純粋さを磨くことになります。

ヨガの勉強をする=強制的な信仰ではない

バクティヨガはとてもシンプルで、神への絶対的な信仰によって自分を引き上げることが出来ます。

しかし、宗教的な考え方に違和感を感じてしまう方もいます。

ギータに書かれた教えは、誰にでも使える人生のコツばかりなので、自分自身で自分を磨くための実践方法を沢山学ぶことができます。

ギータの中でクリシュナは、ヨガにはいくつもの道があるけれど、どれによっても到達することが出来ると書いています。

人生の使命があり、行動を積み上げる人にはカルマヨガ。

深く理解することで人生を変えることが出来る人にはサーンキャヨガ。

最終的な到達点は同じです。誰でも至高の状態にたどり着けるための教科書がギータです。

例えばカルマヨガもその一つです。

ギータの中に書かれた文章は少し宗教っぽい表現が多いと感じてしまうかもしれませんが、そこに書かれた本質を理解しようとすることで、必ず自分自身に合ったヨガの道を見つけることが出来ると思います。

***ヨガ哲学の本出しました。***

生きるのが楽になる インドの古典ヨガ哲学

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