久しぶりに日本に帰国しましたが、様々な感染症が流行っていて、身近にもインフルエンザやノロウイルスに感染したという話を聞いています。
仕事が詰まっているとどうしても体調を崩したくないので、体調を崩さないために気を付けていたのですが、私が意識しているのは3つです。
- 瞑想を30分行う
- モリンガを1日2杯飲む
- 睡眠時間を削らない
モリンガについては以前にも記事に書いていますが、瞑想にも免疫を上げる効果があるのでご紹介します。
学者も認める瞑想の効果
瞑想が具体的にどのように免疫力を上げたり、遺伝子に影響を与えるのかは分かっていませんが、瞑想を行うとどのような効果があるのか?という研究はいくつも発表されています。
米精神医学誌「Translational Psychiatry」にて発表された論文によると 瞑想経験者たちは、ウイルス感染への抵抗に関連のある遺伝子に変化があった と書かれています。
また、瞑想を行うと 冠動脈イベントの発症がほぼ半減し、高齢者のQOL(クオリティオブライフ。生活の質)が高まり、寿命が延び、不安やうつが減り、知性と創造性が促され、ぐっすり眠れ、しあわせな気持ちになり、禁煙の役にまで立つとも言われています。
( ハーバード医学教授が教える 健康の正解 )医学の分野でも様々なアプローチで瞑想の効果を解明しようとされていますが、私自身も効果を感じることが多いです。
- 睡眠の質が上がって体調を崩しにくい
- 頭がスッキリとしているので、ジャンクフードなどを欲しにくい
- ストレスをため込みにくい
特に予防医学に大切だなと思うのは、睡眠の質とストレス軽減です。
自律神経のバランスが崩れているときに体調を崩しやすくなったり、ウイルス性の疾患の症状が出やすくなりますが、しっかりと睡眠でリカバリーできて、ストレスも少ない状態だと病気にもなりにくいのだと思います。
効果を感じやすい簡単な瞑想
世の中には様々な瞑想がありますが、自分で行う場合にはできるだけシンプルな瞑想法がいいかなと思います。
近所に座禅会などがあれば参加してみて、瞑想の雰囲気をつかんでおくと自宅でも実践できて良いのですが、難しい場合には、簡単な瞑想から行いましょう。
呼吸に意識を向ける瞑想が簡単
いきなり一人で瞑想!となると、何をしていいいか分からないですよね。
その場合、呼吸に意識を向ける瞑想がおススメです。
呼吸は心と繋がっているので、呼吸を穏やかにすると自然に心が鎮まる効果もあります。
座り方は背筋を意識して
瞑想の座り方で大切なことは、背筋をまっすぐに伸ばして座ることです。
座り方は足をクロスした座り方が一般的です。安定しない場合には、お尻の下にクッションなどを置きましょう。
もしも地面に座ると安定しない場合には、椅子に座っても大丈夫です。
手は親指と人差し指を合わせて、他の指を伸ばすチンムドラーがポピュラーです。
目を閉じたら呼吸をカウントしましょう
瞑想では半眼(目を少し開けた状態)で行うことが多いですが、慣れないと難しいので目を閉じて行いましょう。
背筋を伸ばして安定した姿勢で座ったら、ゆっくりと呼吸を行います。
呼吸を数える練習は動画と一緒に行っても良いです。
呼吸に意識を向けていると、どんどん心が静かになっていくのを感じます。
そうしたら呼吸を数えることをやめても良いので、出来るだけ雑念が入らないように静かさをキープします。
もしも、心の中の雑念があふれてきてしまったら、また呼吸を数えます。
どれくらい行えばいい?いつすればいい?
できれば瞑想は最低10分以上行うと効果が上がります。
最も瞑想が簡単だと感じるタイミングは朝の寝起きのタイミング。
頭の中に雑念が少ないので行いやすいです。
大きな効果を感じやすいのは夜です。
寝る前に瞑想を行うと、びっくりするくらい睡眠の質が良くなります。
まとめて30分くらいできれば最も気持ちが良いですが、慣れなくて難しいと思うときには、朝と夜の2度、それぞれ10分くらいから始めてみることをお勧めします。
瞑想の効果は無限大
様々な効果がうたわれている瞑想ですが、免疫力にも効果があるとは本当に万能です。
長時間の瞑想を行おうと思うとなかなか続かないので、10分程度の瞑想からスタートしてみてはいかがでしょうか。
コメント