【2日目〜4日目】インド13億人21日間の外出禁止日記

india life

1日目までで長くなってしまったので、仕切り直します。

下記の記事の続きです。

まさかの体調不良でヒヤヒヤの軟禁2日目

今日は朝から体調不良。

確実に風邪の症状です。

4時半に起きて瞑想、パブロンを飲んで5時半からリモートワーク。

今日も忙しくてずっと電話が途切れなかったのですが、声が枯れてくるし、身体全身が痛くてなかなかツライ。

それでも額を触っても全く熱くないので、関節痛と汗だけがダラダラと流れている感じでした。

5時半に仕事を始めて休憩は11時半から。

さすがにしんどかったので、20分くらい横になりましたが、20分だけエクササイズをしました。習慣にしたかったので、出来ることなら休みたくない。

休憩後は3時間だけだったのですが、仕事が終わるころには身体が怠くて限界。

1分も残業せずに上がって、ベッドになだれ込みました。

こういう時、リモートワークって良い。

そのまま2時間くらい寝て、夕方起きたのですが、あまり回復せず。

どうしてもの時のために買っておいたポテトチップスを食べてしまいました… なにも料理したくなくて。

結局、夜までポテトチップスとチョコレートしか食べていないのは良くないので、仕方なくキャベツスープを作りました。

味が分からないので美味しくないのですが、コチュジャンをたっぷり入れて、ダラダラ汗を流せば風邪も治るかな?と。

怖くて薬局にもいけない

ムンバイがどれほど厳しいかは分かりませんが、州によっては咳をしている人が野外に出ただけで逮捕されるとニュースで見ました。(私は咳はないけど、熱はありそう。)

逮捕されなくても、薬局に行けば体調がよくないのがバレるし、もしも捕まったら怖い…。

インドで今隔離施設に入るのは本当に怖くて、ただの風邪だったとしても、熱があれば隔離は免れないと思います。

悪化させると解熱剤だけでは足りずに、抗生剤も必要になって、病院に行かないといけなくなるかもしれません。

今は、免疫を上げる食品を摂って、家でゆっくりしたいと思います。

困ったな…。

会社に頼めば薬も持ってきてくれるのだけどね。

会社の子がうちに来る途中で、ポリスに「不必要な外出」と認識されたら、棒で叩かれるか、スクワットさせられるか。

日本のメディアでは「インド流の罰」として面白く扱われていたみたいだけど、実際に自分のために会社の子が適応させると思うとやっぱり不憫で頼みにくいな。

外出禁止3日目

一晩中熱でうなされて、朝、インドの解熱鎮痛剤飲んで少し楽になりました。

とは言え、一日中体調が悪いのは変わらず、ずっとベッドの上。

長引いたら困るな…。明日の仕事出来るかな。

ところで、リシケシのヨガセンターからバスでデリーに行こうとした日本人14名が警察に捕まったそうです。

嘘でしょ!!!!

ほとんどの日本人がインド政府に敬意を払って自宅又はホテルで外出禁止令を守っているのに、本当に残念なニュース。

外出禁止4日目

写真は私を心配したルームメイトが作ってくれた韓国のお粥。

実は、これも1時間後くらいにもどしてしまったのですが…

とても美味しくて、なにより優しさにジーンと来ました。

今日は私の部署は1人で仕事だったので、何とか1日働きました。

ランチ休憩なんて時間がないので、途中でチーズを食べながら仕事。

夕方、会社から急に救援物資が届きました。

マンションのゲートからは誰も立ち入り出来ないので、1人分で15キロ分はある荷物を2人分運びました。

写真は1人分。

こんなにどうしよう…。

驚きましたが、自分たちも大変な中で、外国人スタッフのことを考えてくれている人事部の人たちの心遣いに感激しました。

実は、ムンバイ領事館が、インドから出れなくなってしまった日本人のためのチャーター機を手配しようとインド政府に掛け合ってくれるそうです。

インドにいても不自由で、誰にも会えないので帰りたい気もしますが、その前にコロナ検査を受けることや、東京からの交通、自主隔離になった時の滞在先など…考えることが多すぎて。

考えれば考えるほど頭が痛いので、とりあえず今は、良くなってきた体調を戻すことに専念します。

ところで今朝、グルジから電話がありました。

せっかくの機会なので、思い切って病気に良いラーガがないか聞いていました。

グルジは、馬鹿な質問にワッハッハと笑って

「全てのラーガ。もしも正しく演奏したならば、どんな病も癒えるだけじゃなくて、精神にも効くぞ。」

と。ありがとうグルジ。

明日はお休みなので、体調良くなったらちゃんと練習しよう。

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