【ナーダヨガ】ヨガの瞑想と音楽

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ヨガジェネレーションさんで、ヨガスートラの瞑想についての記事を公開しました。

ヨガスートラの瞑想:特徴と実践方法—サマディ(三昧)への道— | ヨガジェネレーション yogageneration
近年マインドフルネス瞑想が流行っているほか、お寺で座禅会に参加される方も増えています。ヨガをきっかけに瞑想を始める人も多いですが、世の中には非常に多くの瞑想の種類があり、それぞれ意識の持ち方が全く異なる場合もあります。今回は、日本で最もポピュラーなヨガの経典『ヨガスートラ』で説明されている瞑想をご紹介します。

個人的な意見なので記事の中では書きませんでしたが、サンヤマとナーダヨガ(音に意識を向けるヨガ)って似ているなと思いました。

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ヨガの瞑想の特徴と、ナーダヨガの特徴

ヨガスートラのサンヤマ

ヨガスートラの中で瞑想の段階は8支則の中のダーラナ・ディアーナ・サマディの一連の流れで、その3つをサンヤマと呼びます。

  • ダーラナ:ある対象に対して意識を一点に集中させること
  • ディアーナ:その対象のイメージを大きく膨らませていく
  • サマディ:対象を見ている自分自身の存在(自我)が消えた状態

この三つの段階は、瞑想をしている時に自然に起こります。「サマディに到達したい」と願うほど、それが雑念となってしまって遠ざかってしまいます。

さて、「自我」が消えた状態をサマディと呼びますが、サマディにも種類があります。

  • 有種三昧:ダーラナから使った対象のイメージが残った状態
  • 無種三昧:対象さえ消え、完全なる寂静の状態

有種三昧から無種三昧への移行も、自然に起こるものです。

私たちは自ら選んだタイミングでサマディに到達することは出来ず、サマディの状態が訪れるのを瞑想の中で待つ必要があります。

音楽家が音を奏でる時の状態

さて、私はバンスリを始めて、前のグルジ(今のグルジの生徒の1人)の家に住み込みで指導を受けるようになってから、毎日最低8時間は練習していました。

(今はそんなに出来ません。)

その時の練習はとても瞑想に似ていました。

瞑想と同じように座り、長く安定した息を保ち、一点(音)に集中します。

時間的な 制約もあり、住み込みで学んでいる時はアーサナやプラーナヤマなど、それまで練習していたヨガの練習がどんどん短くなりましたが、練習が減ったとは全く感じませんでした。

笛の練習がヨガなのだなと今でも思っています。

インド音楽を演奏する時、必ずタンプーラと呼ばれる伴奏の楽器を使います。1人で練習する時は、機械やスマートフォンでタンプーラの音を出します。

タンプーラはずっと同じ音を演奏し続けるので、その音に合わせて自身の音程を保ちます。

自身の奏でる音とタンプーラの音がピッタリと合わさるように、1つの音に集中します。

1つの音が合うと、次の音へ。

1つづつ音を増やしながらゆっくりと演奏するのが、アラープと呼ばれるインド音楽の即興演奏です。

まるで、ダーラナで一点に集中した後、少しづつディアーナで膨らんでいくのと同じです。

自分の奏でる音に完全に集中しきった状態では、メロディが自然に降ってきて、演奏者は自身では何も考えずに音を作り出しています。

自我が消えた状態はサマディと似ています。

古典的なインド音楽の演奏はとても穏やかに始まり、瞑想の音楽にふさわしいのではないでしょうか。

ハタヨガではナーダヨガが重要視されています

ハタヨガは身体を使って実践するヨガですが、それはラージャヨガ(深い瞑想)への準備段階です。

ラージャヨガの段階では、体内からフルートに似た音が聞こえるようになります。

最初は荒々しい音、練習を積むと、美しいメロディのように聞こえます。

私たちが演奏しているバンスリ(フルート)は、ラージャヨガで聞こえるナーダ音に似た音。

そう思うと、この音に集中することは、すなわち瞑想と同等な効果があるに違いない。と思っています。

まだまだ修行の途中ではあるけれど、いつか辿り着いた深い音楽の世界で、何を体験できるのか本当に楽しみです。

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