仕事や日常生活で忙しくて「集中力が落ちている」と感じているために絶対にお勧めしたいのが瞑想です。
現在私は、毎朝4時に起きて4時半までの30分間瞑想をしています。その後急いで支度をして出勤。オフィスでは9時間仕事をしますが、仕事の休憩時間や仕事後に執筆のお仕事をして、毎日音楽の練習もしています。
仕事とヨガ・音楽を両立しなくてはいけないので、一時期は本当に時間のマネージメントが上手くできなくなってしまいました。
生活のリズムを整えるために寝起きに瞑想をすると決めて実践し始めてからは、日中の集中力にかなりの効果を感じています。
世界的に認められた瞑想の効果
瞑想の効果は沢山の研究で立証されていますが、ビジネスを行う人にこれだけ瞑想が浸透したキッカケは、スティーブ・ジョブスがマインドフルネス瞑想を行っていたことではないでしょうか?
スティーブ・ジョブスは瞑想の効果をこのように言っていたそうです。
・捉えにくいものの声が聞こえるようになる
・直感が花ひらく
アメリカのエリートたちに特に受け入れられたのはマインドフルネスという宗教色のない瞑想です。 グーグル、インテル、IBM、フェイスブック、米国防総省、米農務省 などの一流のエリートたちが瞑想を取り入れたことで大きなブームとなりました。
日本でも多くのメディアが取り上げたことで、それまでヨガや宗教とは無縁だったビジネスマンにも浸透しています。
瞑想によって得られる効果は?
一般的に言われている瞑想の効果にはこのようなものがあります。
- 心身の健康が回復する
- 睡眠の質が上がる
- 悩みが減る
- 仕事の効率が上がる
- 脳の性能が良くなる
- ストレスが軽減する
- 免疫力が上がる
- 幸福感を感じやすくなる
すごいですよね。これだけの効果を感じることができれば、無敵ですよね。
驚くべきことに、これらの効果は、瞑想を実践したほとんどの人が実際に体感していることばかりです。
瞑想は自身の”脳”をトレーニングする方法です。
日常的に取り入れることによって、忙しい立場であっても自己コントロールが格段に上がって仕事への良い効果も感じることができます。
どうして瞑想が効くのか…
上の効果の中から集中力を取り上げてみましょう。
集中がないときは、頭の中を沢山の思考が混雑して働いている状態です。
「集中しよう!」と思うほど、雑念が湧いて集中できなくなってしまう経験はありませんか?
瞑想を行うと、「今考えるべきこと」「今は考えるべきでないこと」をコントロール出来る様になります。
結果、自分が今行うことべきことにスムーズに集中出来る様になるのです。
瞑想をすると、頭の中の整理整頓ができるよ!
自分の思考の動きをコントロール出来るというのは非常に快適な経験です。
自分の生活空間が綺麗だと心地よいのと似ています。
頭の中がスッキリしているのは、その何倍も気持ちが良い状態です。
今考えるべきもの、今は考えるべきでない事、それらを区別して頭の中を整理整頓する。
特に、多忙な生活を送っていて、1日の中で行うタスクの多い人ほど必要なスキルではないでしょうか。1日に30分の時間を瞑想に使う事で、他の時間の効率を上げる事が出来ます。
ビジネスエリートに人気のマインドフルネス瞑想とは?
マインドフルネスを日本語でいうと「 自覚」「気づき」「集中」「覚醒」などになります。
つまり、普段よりも意識を 研ぎ澄ませている状態です。
一般的にマインドフルネス瞑想で行われる方法は、自分の呼吸に意識を向ける方法です。
その一瞬に全力で意識を向けることが最も重要となります。
自身の周りで起きていることを冷静に観察するトレーニングを行うことで、瞑想後もその状態をキープすることができます。その冷静さと集中力は仕事の効率やパフォーマンスを上げるのにとても大切です。
まずは1日10分!マインドフルネス瞑想のやり方
全く宗教色もスピリチュアル性もないマインドフルネス瞑想はとてもシンプルで行いやすい瞑想です。
座ったらタイマーを10分セットして、その間マインドフルな状態を作ればオッケーです。
1・安定した姿勢で座る
まずは不快と感じなくて安定した姿勢で座ります。
一般的には足をクロスした座り方をします。腰が安定しない時には、尻の下にクッションを置くと良いです。もしもそれでもツライ場合には、椅子に座ってもオッケーです。
大切なことは、背筋をまっすぐに伸ばして安定して座ることです。
2・目を閉じて深い呼吸を行う
できるだけゆっくりと、静かな呼吸を行います。苦しくなるくらいゆっくりとしなくても大丈夫です。吸う呼吸10秒、吐く呼吸10秒といった風に、数えながら呼吸の速度を整えるのは有効です。
3・呼吸に意識を向けて観察する
呼吸に合わせて膨らんだり、しぼんだりするお腹に意識を向けてみる。
または、鼻孔を通る空気の流れを意識してみるなど、自分の行っている呼吸にだけ意識を向けます。
4・雑念が湧いても受け入れる
最初のうちは、頭の中に様々な雑念が湧いてきます。
雑念が湧いても、それを客観的に観察して、受け流すようにします。
少しずつ呼吸に意識を戻すように調整します。
たったこれだけ!
瞑想ってシンプルで簡単。
瞑想をいうととても難しそうに感じますが、とてもシンプルで取り入れやすいです。
マインドフルネス瞑想の場合、自分の行っている呼吸に意識を向けていくことで、自然と集中力がましてきます。
長く座ろうとしなくていいので、まずは10分行ってみましょう。
自分で上手くできない場合には、YouTubeの動画で行ってみてもいいです。
低くて落ち着いた声が良い感じでおススメの動画を張っておきます。
1週間、1日10分で良いのでとりあえずやってみましょう
瞑想は、初期投資も必要ないですし、時間もそれほど必要なく、自分ひとりでもとりあえず始めることができます。
動画の声を聞きながら、とりあえず1週間くらい試してみると良いと思います。
おススメは、寝る前の時間です。
びっくりするくらい睡眠の質が良くなるので、効果をとても感じやすいです。
もっと詳しく効果を知りたい場合には本を読むこともお勧めしますし、近くのお寺で行われている座禅会を探してみるのも良いでしょう。
ぜに、日常に取り入れて効果を感じて下さい。
~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門
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