ヨガや瞑想に興味があっても、なかなか瞑想の時間を取れない人は多いと思います。
たった10分の瞑想でも、なかなか集中できないと心地よさを感じることができず継続できないという声も聞きます。
私が実践していておススメしたいのは、ティータイムをマインドフルネス瞑想の時間にすることです。もちろんコーヒーでも良いのですが、私が現在カフェイン断ちをしているので、現在はハーブティーなどカフェインのほとんど入っていないお茶で実践しています。
ほんの10分でもマインドフルな状態を日課にすることで、とても心が穏やかになるし、なによりも癒されます。
マインドフルなティータイムのやり方

マインドフルとは、今この瞬間に意識を向けて、良い悪いをジャッジすることなく受け入れている状態です。
通常マインドフルネス瞑想でもっともポピュラーなものは、座った姿勢で自身の呼吸に意識を向ける方法です。呼吸を意識的にコントロールするのではなくて、今行っている自然体の呼吸を観察してみます。
近年マインドフルネスの効果はとても注目されています。
- ストレスの軽減
- 鬱の予防
- 集中力、記憶力、認知能力などの向上
- 感情のコントロール能力の向上
- 睡眠障害の改善
これらの効果が期待できるということで、宗教やスピリチュアルに興味のないビジネスパーソンにも注目されています。
ティータイムをマインドフルに
マインドフルネスに興味をもってみたものも、なかなか継続できないという方はとても多いです。
そもそも、マインドフルネス瞑想は1回で大きく変化を感じることができるものでなく、長く継続することで自身の変化に気が付くことができます。
そのため、まずは日常の時間をマインドフルネスの実践にしてみるのをおススメしています。

- お気に入りのちょっと良い茶を見つける
- お茶によって、適切なお湯の温度や放置時間が違うので、調べる
- 1日1回、ティータイムにはスマートフォンを手放して、ゆっくりお茶を入れる
- おススメはガラスのポット。お茶の色がお湯に溶け込んでいる状態を観察。香りの強いお茶であれば、入れている時の香りを楽しむ
- お茶を飲むときにも、温度や香り、味が口の中を満たしていく様子、食道を通って胃の中が温まっていく状態をしっかりと観察する
つまり、普段よりもすごく丁寧にお茶を淹れて、丁寧に味わう。これだけです。
お茶を飲んだ後でも口の中に残った香りと味を感じながら深呼吸をすると、とてもリラックスした気持ちになれます。
仕事が忙しい時には、5分でも無駄にしたくなくて、お茶もついついコップにティーバッグを淹れて仕事をしながら片手に飲むことが多いと思います。
しかし、そうやって根詰めて仕事をしていると、脳はどんどん疲れて、仕事の効率はどんどん低下してしまいます。結果、長く仕事をしている割に、ぜんぜん仕事が終わらなかった...という経験は私だけではないと思います。
1日10分間、仕事を休んでお茶の時間にしても、結果的に頭の中がスッキリすれば効率が上がって生産性も上がります。
もしも、10分間の休憩を勝手にとることができないのならば、ランチ休憩のご飯を食べた後でも良いと思います。食後のコーヒーやお茶を飲む方は多いと思いますが、その時にスマートフォンを見たり、同僚とおしゃべりをしていると、結局頭は休まりません。
大好きなお茶を選ぼう

私にとって、お茶を選ぶ時間は最高の至福の時間です。
日中に飲むのなら中国茶や紅茶、夕方以降はカフェインの少ないハーブティーや番茶などが良いのですが、特に私は中国茶が大好きです。
中国茶には本当に沢山の種類があるので、専門店に行って香りを比べるのもいいのですが、何を選んだらいいのかが分からない方はこちらのお茶屋さんもおススメです。
いくつかの質問に答えると、おススメのお茶を選んでくれます。
また、淹れ方の分かるお茶カードも付いてくるので、これからお茶をもっと楽しみたい方にもおススメです。
まずは家にあるお茶でも良いので、マインドフルに楽しみましょう
マインドフルネスの良いところは、いつでもどこでもできることです。
もちろん、歩いている時に、その足の感覚に集中するなどでも、同じような効果は得られます。
しかし、やはり対象があった方が最初は行いやすいです。
お茶を飲むときには、お茶の香りに集中する。そんな簡単なことでも、実践してみると大きなリラックス効果を感じることができます。
1回の実践で完全にストレスがなくなるわけではありませんが、毎日短い時間でも継続することで確実に感覚が変わってきます。
簡単にできるので、ぜひお試しください。
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